美しい記憶
犬が電信柱に寄り道するように、と言うとちょっと下品かもしれないけれど、何かする時に、「私らしく」とワンポイントをつけたいと思っています。
洋服やファブリックには、お気に入りの端切れをちくちく縫い付けたり、小さく刺繍を入れてみたり。
お休みの日のお昼ご飯やおやつは、芝生の上で、とか。
家族が「うちって、○○の時は◎◎だなあ」なんて、記憶に刻んでくれたらすごく嬉しい。
拉致された横田めぐみさんが、「お母さんは、いい香りがした」と他の日本人に言っていた、という話を聞いた時に、お母様は素晴らしい記憶を残してあげたんだなと感動したのがきっかけでした。
遠く離れてしまったお母さんの記憶を思い起こすたび、目の前に居るかのように香りが立ち昇るなら、大好きなお母さんとの距離が、わずかでも縮まる気がします。
めぐみさんを例えにするのは恐縮だけれど、母の子への思いは同じはずだから、「今」の記憶を少しでも濃く残せるように、私らしく子どもとの時間を作り上げたいと思っています。
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